発達障害

N中の口コミ・学費と助成金・雰囲気・評判【見学してきました】

N中

N中になんと3回もお邪魔して、根掘り葉掘り聞いてきました!

息子はこんな子!
・ADHD・ASD・境界知能
・授業中は寝てしまい、ついていけない
・感情の起伏が激しくて本人も困り中
・不登校気味

中学に行っても、授業中寝ちゃって授業についていけないお荷物ちゃんになること必至。
本人の自己肯定感下がりまくり、不登校待ったなし!
ということでN中に興味を持ち、東京都某校を見学してきました!

学費

週5の通学コース3年間通った場合を計算してみました。
※実際は週1コースや週3コースもありますし、ネットコースもあります。その場合はもうちょっと安いので計算してみてください。

週5通学の場合、3年間で
入学金 110,000円
学費 737,000円×12カ月×3年=2,653,200円
教材・設備費 11,000円×12カ月×3年=396,000円
Macbook 140,000円
セキュリティソフト 5,000円
学力テスト受験料 5,000円
ーーーーーーーーーー
計:3,309,200円
参考:https://n-jr.jp/commute_course/tuition/

3年間で331万…た、高い…

しかし、東京都の場合は助成金が月2万円出ることが、2024年5月1日に発表されました。

2万円×12カ月×3年間=72万円の助成金がいただけます。

フリースクール等の利用者等支援事業(助成金)に関するご案内|学齢期の子育ち|子供政策連携室 (tokyo.lg.jp)

週5通学の場合、3年間での実質負担額は…
3,309,200円-720,000円=2,589,200円

3年間で258万…それでも高いけど、東京都の助成金が相当ありがたい…住んでて良かった…東京。

あと地味に昼食代が高くつきそう。

私の住む区は中学も給食費無料なので、実質月5,000円負担増の感覚。3年間で18万円。あわわ…

東京都某校 通学コースの概要

設立は2020年でまだ4年ほどしか経っていません!

生徒数は42人(中1が14人、中2が17人、中3は8人)。

男女比は半々くらい。(意外と女子も多いな!)

週5は5人、週3は29人、週1は8人です。(ほとんど週3なんですね~)

女性の教室長の1人(正社員)、男性の担任が1人(正社員)、ティーチングアシスタント(大学生)が1人の計3人です。

※見学した2024年当時の情報です。

東京都某校の雰囲気

授業の雰囲気

私が見学したのはPBLと基礎学習。

結構みんな真面目に授業受けています。
寝てる子もいません。
あと結構話し合う場面が多いのでこの内容であれば寝なそう。

教室長は奥でドッシリ座って事務に集中…ということもなく、
バリバリ授業も担当しています。割とキビキビ系。

若い担任の先生も授業を行っており、語り口がフランクで、親しみやすそう。

生徒の雰囲気

制服の子は一人もいませんでした。

そもそも見た目や授業中、休憩中の様子だけで判断してはいけないものだとは認識していますが、
やはり普通の公立中にはない独特の雰囲気。形容しがたいです。
多動っぽい子、ゲームオタクっぽい子、ゴスロリ着た可愛い子、前髪超長くておしゃれな子、おしゃべり好きな子…
いろんな子がいて個人的にはとても惹かれました!
ここなら息子も馴染めそう。

主観ですが、いじめる側の子(スクールカーストの上位、1軍っぽい子)はいない印象でした。
あくまで授業や休み時間の様子を見ただけの主観です。

いじめはないのか聞いてみたところ、
授業中の意見の食い違いや、放課後に言い争いみたいなことはたまに起こる、とのことでした。

まあでもそれは普通の中学生ならだれでもありますからね…

学習内容

PBLは特に発達障害っ子には有用に感じた

詳細な内容はHPに譲ります。

PBL(プロジェクト学習) | N中等部 (n-jr.jp)

私の見学した回では、

イラストが出てきて、その人物は何を考えているのか…みんなで考えてみるという内容でした。これASDの子が苦手ですよね。
※うちの息子も「そんなの人それぞれじゃね?わかんねー」って言ってました

療育の内容に近く、発達障害っ子には有用なように思いました。

基礎学習もマイペースで良い

これも詳細はHPに譲ります。

基礎学習(国・数・英・理・社) | N中等部 (n-jr.jp)

オリジナル学習アプリ「N予備校」は追加料金なしで利用できます。

これはマイペースで学べそうで良さそう。息子は聞き取りが苦手なので、巻き戻しとかもできますし。

国語を中心にまだ未整備の分野がありそうでしたが、今後内容も充実していくとのこと。

その他

・新入生は1か月別クラスで授業を受ける
・英語はレベル別でクラスを分けている
・週5の子は週に1回、課外授業的なものがある
・お昼ご飯は8割お弁当持参、2割はコンビニ
・1か月に1回コーチング面談があり、担任とカリキュラムを作る
・保護者会は半年に1度(4-5月・2-3月)
・保護者通信は年に4回
・学習状況報告書は月1
・三者面談は年2回(春休みと冬休み)
・体育みたいな授業がないので運動不足が心配
・テストが少ない(年3回しかない)
・通信簿もない
・教員の働き方は残業が少なく結構ホワイト←これ大事!

個人的には週1の課外授業が気に入りました!職業体験とか楽しそう。※教室によって違うらしいです

総評

学費は高いものの、息子には合うように感じました。
実は「なんか特別な才能がある子ばかりなんじゃないかな、であれば余計自己肯定感下がりそう」と思っていましたが、そもそもクラスで順位が張り出されるとかそういうこともなく、雰囲気としてはみんなマイペースでのんびり、みんな違ってみんな良い…というような印象を持ちました。

オタクが多い(現に秋葉原はアニメの聖地なだけに人気で、秋葉原校はいつも満員とのこと)のでなんか馴染めそうだなとも。

ただお弁当作れるかな~頑張るしかないか~

あとは行きたい中学校を息子が選ぶだけ。親としては選択肢の一つとしてN中を提案してみたいと思います。

  • この記事を書いた人

もののかほり

紆余曲折あって今は幸せな生活を送る30代。 血と汗の染み込む土地で禄を食みながら、境界知能・発達障害の息子と転げまわる毎日。 賃貸不動産経営管理士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/日本証券業協会 ニ種外務員資格

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