雑記

トンツカタン森本が好きなのですごい熱量で語る#2~おこたしゃべりも凄い~

とりやま生配信さん

前回は「タイマン森本」がいかに凄いコンテンツか、誰もがうっすら認識しているけど野暮だからわざわざ言わないようなことを、堂々と恥ずかし気もなく言語化しました。

今回は私が思う森本さんの魅力について話したいと思います。

ただ、前回お話したとおり、わたしの趣味といえば不動産投資関係の本を読み漁ることぐらい。
「お笑い論」についての知識はありません。

つまり、森本さんがこれまで10年以上の歳月をかけて考えてきたツッコミ論について、論評する力なぞ当然持ち合わせていないのです。

ですが、「お笑い」は昔から茶の間を沸かせてきた大衆娯楽。
一般大衆素人の野暮な感想を受け入れてくれる懐の深さがきっとあるはずだと信じ、果敢に私の「感想文」をこれまた恥ずかし気もなく書き連ねていこうと思います。

タモリさんのように知的かつ親しみやすい

突然かつ昔の話ですが、「ぺこぱ」の優勝は衝撃でしたね。
「ぺこぱ」がM1で優勝したときに私はハッキリと時代の変革を感じたことを覚えています。
よかった、優しく多様性を受け入れるツッコミが認められる時代になった、と。
私は相手に強く突っ込むお笑いが苦手だったので、時代が私に合ってきたというのが素直に嬉しかったのです。
当時は「多様性へ移行する時代の象徴」とも言われましたね。

私は昔から人からキツく言われるのが苦手な性格でした。
今でこそHSPという概念が普及していますが、これにやや近かったのだと思います。(過去系なのは、今は多少強くなったため)
そんな気質なので、「痛がっている人を囲んでみんなが笑う」という構図のお笑いが苦手。
共感性が高すぎるのか、私まで痛い気持ちになって「大丈夫?」と駆け寄って声をかけたくなるのです。

伝統的なツッコミも苦手でした。「なんでやねん」と言って強く頭を殴るじゃないですか。
見ていてつらくなってくるのです。痛いですよ。なにも頭を叩く必要はないじゃないかと。
当人たちの合意なのはわかっているのですが、とにかく暴力では笑えない。

そんなこともあり、刺激性の高いコミュニケーションである当時の「お笑い」が肌に合わず。

当時好んでいたのは「タモリさん」です。
「タモリさん」は知的かつミステリアスなのに、親しみやすさもあり、コミュニケーションもマイルド。
でもしっかり面白い。笑わせてくれるという意味もありますが、知的好奇心も満たしてくれる存在。

私が最近森本さんにハマったのは、なんとなく「タモリさん」の系譜も汲んでいるような気がするからかもしれません。
決してウンチクを押し付けるわけではなく、ちょっと違う視点で気づきを与えてくれる、といいますか。

これを特に感じるのが「おこたしゃべり」です。

中庸なツッコミはずっと聞いてられる

とりやま生配信(鳥山大介)さんと2人で配信するYouTube「おこたしゃべり」。
これが本当に毎日聞いていて心地よいのです。
話している内容は正直、結構どうでもいい話ばかり。(失礼)
でも森本さんは、他愛のない話にいつも色を与えてくれます。

聞いていて心地よく、おもしろかった直近のお話。
「子どもの頃、葬式で出た鮨が偽物の魚だったんだよね。でもググっても出てこない。家族にも聞いたけど不明。あれなんだったんだろ?」
という鳥山さんの他愛のない話。
森本さんは終始真摯に耳を傾け、「ほぼミッドサマー」「普通は家族もそんなの無視する。鳥山家、素敵」と評し、途中で鳥山さんの時間軸のズレに気付けば、大仰に取り上げて笑いを誘います。
映画知識も散らばらせることで文化的笑いを提供しつつ、面白いポイントをうま~く探し当てて、深堀り。
そこに他人を傷つけるきらいはありません。
※少しそれますが、個人的にとりやまさんのお話ぶりも好き。芸を感じます。

ちなみにサムネは有志の方によるそう。いつも凄い。

「喩え」が巧みという点で技術点の高さや知的さを感じさせつつ、多様性を受け入れ、語気も適度な温度感。
そんな森本さんのツッコミの「中庸さ」に惹かれるのです。
あらゆるバランス感覚に優れていると感じます。だから、ずっと聞いていられる。
語気が強すぎたり、癖の強いツッコミは長丁場では疲れますから。

お笑いに詳しくないので、森本さんが何の系譜なのかちょっと論拠に乏しいのですが…
私としては「タモリさん」に近いです。タモリさんはツッコミではないんですけれども。
ツッコミをしていない、少しとぼけ気味のおこたしゃべりのときの森本さん、タイマン森本のアフタートークのときの森本さんに、特にタモリさんのような滋味深さを感じます。

おこたしゃべりを好きな方って、少し文化人気質な人が多いのではないでしょうか…?
おこたーの方とお会いしたこともないのですが、コメント欄を見ていてもつつましやかで文化度の高さを感じます。俗っぽさがないといいますか。性格も良さそうな方が多くて。読書とラジオが好き、みたいな。
たぶん森本さんと直接お会いできたとしたとしても「キャー!!!好きです!握手してください!サイン!!!」というか「あっ…(邪魔にならないですかね?でも嬉しいです)」みたいな方が多い気がします。
日本の人口は1億2400万人、うちおこたーは大体2000人だとして、0.0016%つまり62,500人に1人のおこたーと出会うのは稀ですが、会えるならどんな方なのかお話してみたいですね。

乏しい見識の中で、絞り出してみた私の感想です。


  • この記事を書いた人

もののかほり

離婚→シングルマザー→子連れ再婚(事実婚)の波乱万丈、紆余曲折あって今は幸せな生活を送る30代。 賃貸不動産経営管理士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/日本証券業協会 ニ種外務員資格

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