チンチラは噛むのがお仕事!破壊神に勝利するべく人間の知恵を駆使して対策しました!
著者はこんな人!
・チンチラと暮らし始めて2年
・3LDKの賃貸
・リビングのクロスがびりびりされるのは見た目的に嫌
今回私が四苦八苦しながら実践したチンチラの壁対策をご紹介します!
対策① 壁全面にタイルを貼る
ケージや棚がある壁は結構上までチンチラが上るため、ほぼ全面に対策が必要。
そこで、エアストーン(粘着剤付き石目調タイル)を購入して壁全面に貼りました。
これの貼り付けがものすごく簡単。なにしろキャッチフレーズが「なに これ 簡単」なので(笑)
強い粘着力ですが、人間の手で剥がせて、チンチラは剥がせないレベルの程良い粘着力。
※ただし、でこぼこの強い壁クロスの場合は、粘着力が落ちるため要注意。
退去の原状回復時は、手でピリピリと結構キレイに剥がせました。
寒い冬の日で気温が低いとき、慎重に剥がしたい場合はドライヤーで温めながら、あるいはシールはがし材ではがすとよりキレイかも?
対策② 腰板を貼る
家具を置いていない、あるいは背の低い家具しか置いていない壁は、Panasonicのウスイータを購入して壁に貼りました。
ウスイータはわざとテキトーに半分に折ります。※ラフで可愛いかな~と。
そして養生テープを貼って、その上からPanasonicウスイータ専用両面テープで貼り付けます。
養生テープなので、退去時は簡単に剥がせます!
余談~原状回復のクロスの費用って誰がどれくらい出すべき?~
対策してもどうしてもクロスをビリビリ齧られてしまうことありますよね。
果たして、チンチラちゃんによるクロスビリビリの場合、原状回復の際どれくらいの費用を大家さんに払うべきなのでしょうか?
以下判例を引用しますが、長いので読み飛ばしてもOKです。
この判例を素直に読めば、クロスは減価償却されて6年で価値1円とみなされるため、例え借主(というかチンチラちゃん)の過失で壁クロスが破損してもクロス張替え代を全額払う必要はなく、住んだ年数に応じてその原価償却分を引いた金額だけ払えばいいのでは?と読み取れますね。
クロスを齧られて「どうしよう~退去時の原状回復でクロス代で数十万円の請求がくる~涙」という心配は無用かもしれません。上の判例のとおりと仮定すれば、せいぜい数千円、どんなに齧られても数万円ではないでしょうか。
私も賃貸不動産経営管理士で現役大家ですが、やはり立場の弱い借主さんが有利になるようになっていますね~
というわけで、対策してもやられてしまった多少のクロスビリビリは(特に数年以上住むようであれば)あまり気に病まず…
とはいえ借りている以上は大切に使いたい…何よりビリビリは見た目的に嫌!ということで壁対策をしっかりしたいものですね。