ステップファミリー

【体験談ブログ】ステップファミリーはうまくいかない!?ステファ歴7年目の私がおすすめする方法

普通の家庭と違って、ステップファミリーって本当に大変なことばかりで…うまくいかない…

こんなことを感じていませんか?

・ 継子のことでイライラしてしまう…
・ 夫とケンカしてしまう…
・ 困難があっても乗り越えられると信じていた…こんなはずじゃなかったのに…

ステップファミリーならではの悩みを持つ人って多いんだよね…

そんな悩み相談に私がお答えします!

著者はこんな人
・ステップファミリー歴7年目
・連れ子あり再婚(相手も再婚)
・子供は発達障害(ADHD)マイクラオタクの小学生男児

なぜイライラしてしまうのか?

人はまずなぜイライラしてしまうのでしょうか。

それは、ズバリ「期待」が裏切られるからです。

例えば「片付けをしてほしい。」と小学生の子供へ期待したときに、それが裏切られる(=片付けしない)時に「怒り」が生まれますね。

しかし、「0歳の赤ちゃんが自ら片付けをしない!」と言って怒る親はいません。

つまり、「期待」をしなければ「怒り」も生まれません。

上司から怒られて凹んでいる時に、同僚が「まぁまぁ、〇〇課長が怒るのも、君への期待への裏返しだよ」と言いますね。

「この部下には期待していない」となれば上司も怒ったりしないわけです。

(公務員の現場でよく見ます…)

話が多少それました。

今あなたがイライラしているのは何の期待のせいでしょうか?

「継子が言うことを聞いてくれない」

「生活習慣が違いすぎる…」

そんな場合、まずは、この「イライラ」が「要らぬ期待」のせいで発生しているということを自覚しましょう。

つまり、相手が悪いわけではないことが大半です。

(例外として、不倫や詐欺、虐待などの行為は許してはなりませんが…)

まずそのイライラは相手のせいではなく、「自分の身勝手な期待」のせいだと心得ましょう。

ステップファミリーイライラへのおすすめ対処法(実際のライン文章例付き!)

では、具体的にどのようにこのイライラへ対処していくべきなのでしょうか。

夫婦での話し合いをきちんとする

とにかく夫婦で話し合うことです。

いやいや話し合えないから困っているんですけど…

そういう声が聞こえてきますね。

本当にそのとおりです。わたしもそうでした。ケンカしている時ほど中々話し合えないんですよね…

話すとつい感情的になってしまったり…

そこでおすすめなのは「LINE」などの文章で気持ちを伝えることです。

実は文章にすることによって、自分を客観視することができるので気持ちが落ち着く効果があるのです。

心理学用語では「メタ認知」といいます。

メタ認知とは、

『自分を客観視する』

『第三者の目で、自分を見る』

ということ。

野球のイチロー選手も、こんなことを言っています。

自分のナナメ上にはもう一人の自分がいて、その目で自分がしっかりと地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければならない

イライラに対処するためには、まずは自分の中にもう一人の自分がいる気持ちで冷静に自分を見つめることが大事なのですね。

そのために一番簡単な方法が実は「文章に書く」ということなのです。

まず客観的な目線で今回のケンカの原因を分析し、解決策を提示したメッセージを相手へ送る必要があります。

冷静になることも大事ですが、人と人との関係のことなので、必ず相手への「共感」も文章に織り込むことも必要です。

実際の文例は次に紹介しますね。

この文章で書いたメッセージですが、できればお仕事のお昼休みなどに連絡するとベストです。

なぜなら、お仕事でいったん気持ちが切り替わっているはずなので、相手方も冷静なモードになっているため、仲直りできる確率が高いのです。

おすすめのLINE文例紹介

それでは、実際の文例を用いてご紹介します。

私は恥ずかしながら前の結婚生活でも夫とたくさんケンカしてきたのですが、今回の結婚生活で以下のようなポイントをおさえてメッセージを送るようになってから、本当に夫婦円満です!

ですが、これはあくまで一例ですので、ぜひポイントをおさえてみなさんなりのメッセージを考えていただければと思います。

昨日は私も強い口調になってしまってごめんね。
夫くんの気持ちを冷静に考えてみたよ。←寄り添いアピール
確かに、長男くん①が片付けをしないっていうのは本当にイライラするよね。←まずは「共感」
夫くんはお仕事が今すごく大変で、夜遅く帰ってきた時に部屋が片付いていないと、それは本当にイライラしちゃうよね。←相手の気持ちの背景を理解しているというアピール
私なりに考えてみたのだけど、長男くん①は確かに片付けが苦手で、これは一朝一夕で直るものではないと思うの。←自分の認識を客観的に優しく説明
私もこれから、箱にラベルを貼ったりして、時間を決めて、長男くん①にお片付けを促してみる、というのはどうかな?←具体的な解決策案の提示
長男くんにはなかなか難しいこともあると思う。←子供は絶対に親の思い通りにいかないもの。親の思うとおり上手くいかない時の予防線を張る。(これをしないと、あとでまた夫婦喧嘩となる)
「子供はお片付けできない生き物、片付けしなくてもOKというような主張をする専門家ブログのリンク」←第三者の専門家意見を提示して、客観性の担保してもよいかも(理論的、エビデンス派の男性におすすめ)
子どものことだから上手くいかないこともあると思うんだけど、長い目で見てほしいな。←しつけはできれば実親がするのがベター。あくまで継父は見守っていてほしい、というスタンスを提示する。
帰ったらまたお話したいです。そしてアイスを買ってくるので一緒に食べたいな(♡)←なんでもいいのですが、「これが仲直りの意思表示です!」という何かを作っておくと便利です。こういった仲直りのきっかけとなる特定のものを作っておき、今後ケンカしても仲直りの習慣ができているととても楽!

これはもちろん一例で、あなたの夫婦でいつもやり取りしている口調、雰囲気であなたらしくお話すれば大丈夫です。

そして、できれば、話し合って結論としてでたことは文書にまとめておくとよいと思います。

あとで言った言わない論争になってしまってもよくないですし、文章にすればお互いの認識のズレがなくなりやすくなるからです。

ぜひあなたなりの心のこもった仲直りメッセージにトライしてみてください。

夫婦のスキンシップは多めに

夫婦にとってスキンシップが重要というのは何となくわかっているけど、正直そんなに効果はないんじゃないの?

私も正直そう思っていました。

実は、夫が仕事の関係で適応障害となって休職してしまった時期がありました。その時、あらゆる本を読んで「なるほど」と膝を打ったことがありました。

それは「オキシトシン」です。

オキシトシンは別名「愛情ホルモン」とも呼ばれており、オキシトシンが分泌されることで副交感神経の働きが活発になり、自律神経のバランスが整うと言われています。

副交感神経が優位になると血管が緩んで、心身も穏やかな状態になるので、気分が落ちつき不安な気持ちが和らぎます。

オキシトシンが不足するとイライラしたり気分が落ち込んだり、さらにはうつ病や不眠症などを誘発するとも言われています。

では、そのオキシトシンを生み出すためにはどうしたらよいのか?

そう、その一つの方法が「スキンシップ」なのです。

まず私は、毎日「疲れてない?」と言って、寝る前に軽く夫の肩や足をマッサージをしてあげました。そして辛そうにしている時は、「大変だったね」と言ってぎゅーっと抱きしめてあげることに。

するとどうでしょう。最初は何をする気力もわかず、鬱々としていた夫ですが、スキンシップ生活を意識した途端、みるみる夫は元気を取り戻し、家事や趣味に取り組むなど日常生活を取り戻すことに成功したのです!

そして夫もこう振り返りました。

「仕事が忙しすぎて、〇〇ちゃん(私)と物理的に触れ合う時間がなくって…でも久しぶりに触れたら本当に心のイガイガが取れる感覚があった。ちょっとびっくり。」

今回の夫の鬱症状は仕事が原因でしたが、ステップファミリーは初婚家庭と比べて困難な課題を抱えていることが多い傾向があり、鬱々してしまうことも多いと思います。

だからこそ、「スキンシップ」が円満な夫婦生活に絶対に必要なのです。これは実体験を踏まえて断言します。

まとめ

ケンカしたときは、落ち着いて状況を文章に書き起こして、相手への共感をこめたメッセージをLINEなどで送る!
あとは、日ごろからスキンシップを大事にする!
この2点だね。

ステップファミリーは、初婚家庭に比べて衝突(ケンカ)する機会が多いと思います。

しかしそれを乗り越える経験は、家庭に必ずポジティブな効果をもたらします!

ケンカする度に「この結婚生活もまたダメなのかな…」と諦めず、ぜひ円満な夫婦生活をエンジョイしてください!

人生は楽しんだもの勝ちです!

  • この記事を書いた人

もののかほり

離婚→シングルマザー→子連れ再婚(事実婚)の波乱万丈、紆余曲折あって今は幸せな生活を送る30代。 賃貸不動産経営管理士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/日本証券業協会 ニ種外務員資格

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